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SFCソフト「サイバーナイト」

サイバーナイトというゲームは、どんなゲームなのか簡単に説明。


1992年に発売されたRPG。当時RPGに主流だったファンタジー作品では無く、SFのRPG。

本作は1988年にPCエンジンで発売された原作をSFC版に移植およびリメイクした作品となります。
PCエンジン版の開発は「ぷよぷよ」で有名な「コンパイル」で、プロデュースを「テーブルトークRPGなど」を手がけた「グループSNE」が行い、監修を安田 均氏、システムデザインを水野 良氏、シナリオを山本 弘氏が行うという豪華な顔ぶれとなっているのが特徴で、ゲーム開始時にも大きくプッシュされています。
またゲームでのメカニックデザインはあの「機動戦士ガンダム」や「勇者エクスカイザー」などで有名な大河原 邦男氏が手がけています。

PCエンジン版当時は雑誌・マル勝PCエンジンでプレストーリー小説が連載され、後に加筆修正を行った小説版が角川スニーカー文庫から発売されています。
なお、小説版は原作というわけではなく、安田氏&水野氏のストーリー原案を基にしたオリジナルストーリーで、ゲームと異なる独自要素も多い。

前置きでも記したように、本作はそのPCエンジン版の移植・リメイク作品であり、追加要素や変更が多いので単純に同じゲームにはなっていません。
SFC版の移植・リメイクはアドバンスコミュニケーションカンパニーが担当。

ハードSFを釘打ちストーリーや設定も本格的であるものの、それらの説明がゲーム中にはないため世界観がわかりにくく、とっつきにくいという問題点があります(当時のゲームではそういったゲームもまだ多いので、サイバーナイトが特別というわけではありません)
また、戦闘システムも一般的に広く認知されている「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などの作品と大きく異なり、シュミレーションのような形式を取り入れた斬新なシステムになっているため、敷居も高かったわけです。

しかしながら、特殊な超兵器や、武器の装備・新兵器の開発といったSFらしい要素が数多く盛り込まれており、謎のマシンや原住生物との戦い・倒した敵マシンの部品を解析して装備を強化するといったSFらしくも魅力的な要素も多い。
このような独自要素は本作の大きな魅力であり、類似するゲームがないことからも必見の価値のあるゲームといえるでしょう。
SFC版のBGMは、PCエンジン版の原曲をうまく活かし、よりサイバーで格好いい良曲ぞろいで評価されないのがとても不思議です。
エネミーたちのデザインも個性的で、またほどよくSF感がありかなり魅力的といえます。

とはいえ、世間での評価が低いように、問題点も多々あります。
基本的に致命的なバグがないのが救いでしょう。

まず本作の問題点で真っ先にうかぶのは、エンカウント率の高さ
特定の場所に姿見えない固定エネミー(仮称ステルスエネミー)が配置されているため、実際以上にエンカウント率が高く感じ、それを省いても数歩でエンカウントすることもザラ。
これはかなりつらい・・・!しかも後半には即死攻撃を使う雑魚敵まで登場するため、相乗効果で非常にストレスを感じてしまいます。

また惑星の場所の把握が難しいのも問題点です。
ゲーム中非常にたくさんの惑星を行き来することになるわけですが、惑星を行き来するSジャンプの画面では惑星名を確認する手段がないため、第何惑星なのかがわからないと、いちいち総当りになってしまいます。
初めての調査ではまだし、2回以上の行き来になると面倒なだけです。
そもそもゲーム中の会話では、惑星名が出ることが多いのに、惑星名が表示されるのはその惑星に出撃した直後だけ、というのは厄介です。初めて惑星に降り立ったあとはブリッジで確認できてもいい気がします。
メモをしろ、ということかもしれませんが「何星系の第何惑星のどこどこ」ではわかりにくい上に、第何惑星か間違えたらますます混乱します。
SFC版は移植なわけですから、なんらかの改善がほしかったところでしょう。

主人公たちパーティメンバーの描写の薄さも、問題点ではないにせよ欠点でしょう。
なまじ小説版ではいろいろ描写が多いですが、ゲーム中はセリフもろくになくキャラの設定は説明書にもろくに書かれていないので、どういう人物なのかほとんど何もわからないわけです。
ゲームシステム的にはきちんと個性がわかれていますが、登場人物的には手がかりも描写もほとんどないのです。
これは非常にもったいない。顔アイコンもあるのに。

戦闘バランスもお世辞にも良いとはいえません。
特に雑魚敵が即死攻撃を使う上、集団で出現するのは問題でしょう(PCE版のときからいるらしい)。
また移動力も、こちらの格闘機体・サウルスはたったの1で、あまりにも遅すぎるのに、格闘重視の敵は移動力が高いという差。
意図はわかるのですが、極端すぎるのは問題だと思います(せめてサウルスの移動力は2、敵は1〜2低い、くらいのほうが・・・)。

また、カセットが異常に壊れやすい。・・・筆者だけかもしれないが・・・。
タイトル画面までは正常に機能するのだが、カーソルが表示されずゲームが開始できない。
管理人はカセットを2つ購入しており、片方はたしか新品だったのに両方が全く同じ状況になったので偶然とは思えない。
できることなら、なんとかしてもらいたい。

現在はROMファイル(ゲームソフトそのもののデータ)のダウンロード販売もあるようなので、ROMファイルを購入してエミュレーターでプレイすると安全だと言えるでしょう。
とりあえず、SFCのカセットでプレイするなら覚悟を決めてからプレイしましょう。

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